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フラワーアレンジがもたらす絶妙絶大な「心のアレンジ効果」

フラワーアレンジは「心のアレンジ」

「アレンジする」(ARRANGE)とは「整理する」「整える」という意味です。

フラワーアレンジメントの「アレンジする」とは、花と花、花と器の関係を整え、美しく整理するということです。

フラワーアレンジの絶妙絶大な「心のアレンジメン効果」

アレンジするとは「整理する」「整える」という意味です。

今日はこの「アレンジ」することが心に及ぼす不思議な効果について書きたいと思います。

これまでに生花やアーティフィシャルフラワー、プリザーブドフラワー、ドライフラワーなど、花材に関わらず色々な作品を制作してきましたが、作品が完成したら、なぜか心がふわっと軽やかになります。

日々の暮らしの中で誰しも、何かしら大なり小なりモヤモヤすることってありますよね。
家族や職場の人間関係だったり、仕事や生活、健康など漠然とした不安だったり、原因は様々です。

私も人間ですので、予期せぬ出来事に見舞われたり、ちょっとした事象が心にひっかかったり、それなりに人並みに(笑)モヤモヤすることがあります。

そんな中、アレンジメントに没頭するという時間を過ごすと、モヤモヤの本質が解決するわけではないのに、なぜかそのモヤモヤ度合いが薄らぐのです。
この感覚は、製作の度に毎回実感しています。

例えば、アレンジ前のモヤモヤ度合いが10だったとすると、アレンジ後にはそれが7とか5になっているという現象です。
もしくは、「まっいいか、これ以上悩んでも意味ないな」とモヤモヤ度合いが0近くになってしまうこともあります。

私はこれを「心のアレンジメント効果」「心のリセット効果」と呼んでいます。
花や草木を整理しながら美しく配して、一つの作品として整える過程(時間)が心に及ぼす不思議なプラス効果です。

「心のアレンジメント効果」「心のリセット効果」は実は絶妙絶大です。

なぜなら、目の前にあるモヤモヤ事象を10と捉えるのも5と捉えるのも自分自身です。
まさに般若心経でいう「色即是空」「空即是色」の世界。

自分の力ですぐには変えられない事象(モヤモヤ原因)を10として重苦しく長く抱え込むか、それとも半分くらいの5と捉えるか、もしくは、いっそ3くらいの認識に変えて、うまく心の折り合いをつけていくか、全ては自分自身の中での選択にかかっています。

心をアレンジするのはたしかに難しく一筋縄にはいかない作業です。
でも、結論から言うと「物事の捉え方」は全て自分次第。
心をアレンジすることができるのは、ほかの誰でもなく自分自身だけですし、言い換えれば自分だけに許された誰からも侵害されることのない最高特権なのです。

このことに気付けば、いかに「心のアレンジ」作業が重要であるかがわかってきます。
そういう意味で、心のアレンジ手法をいくつか持っている人は、持っていない人に比べて、より心軽やかに人生を渡っていけるのではないでしょうか。

「アレンジする=整理する」ことがもたらすご褒美

ところで整理整頓といえば、昨今大ブームとなっているやましたひでこ先生が提唱してくださった「断捨離」

フラワーアレンジが心に及ぼすプラス効果

フラワーアレンジは心をアレンジすること 

家具や衣服、食器など、モノがごちゃごちゃしている状態をすっきり整えて心地よい空間を確保すると、心身はもちろん、それだけにとどまらず人生さえも、まるで絡み合う糸がほどけていくように穏やかでスムーズな流れに整うという「モノと心の関係」をわかりやすく解明した考え方です。

風水の世界でも、流派は違えど多くの先生方が空間を整えると気の流れが良くなり運気が上昇するとして、とにかく掃除や整理整頓を推奨されています。

これら断捨離や風水に共通するのは、モノとモノの関係を整え「空間をアレンジする(整理する)」ことを通じて「心を整えより軽やかに生きる」ことを最終地として目指している点です。

フラワーアレンジにも同様のことが当てはまります。

部屋の大掃除とはスケールが異なりますが、目の前の花材と向き合い、これらを美しく整えて配置していくという作業。
その作業にひとしきり無心に没頭していくうちに、自らの心の状態が同時にすっきり整えられていくという仕組みです。

大げさかもしれませんが、ちょうど花と自分だけが存在する小さな宇宙があって、そこでひたすら「整理する」ことと向き合った結果、心の状態もその姿勢に連動して整っていくという現象です。

フラワーアレンジメントが心に及ぼすプラスの効果

フラワーアレンジメントが心に及ぼすプラスの効果

フラワーアレンジは、モノが増えるという意味では「断捨離」と逆行しているように感じるかもしれません(笑)
ですがそこには別のとっておきの喜びがご褒美として加わります。

それは、自分が花々を美しく整える作業を行った結果としてのアレンジメント作品をお気に入りの場所に置いて、その作品が目に入る度に、心にふんわり小さな満足感と安心感が沸き上がるという嬉しいご褒美です。

花や草木、あるいはアーティフィシャルフラワーなどの花材達が「私達をこんなに美しく整えて飾ってくれてありがとう」って語りかけてくれているような気さえしてきます。

さらには、そうした作品を大切な方に贈った場合、その方からとっておきの笑顔のプレゼントをいただくという、別方向からの思いがけない喜びをいただくこともあります。

今日は、フラワーアレンジメントの「心への効果」について書いてみました。

もし何かモヤモヤすることに直面したら、生花・アーティフィシャルフラワー・プリザーブドフラワーなど、花材はなんでもいいので、ぜひ「アレンジする時間」を暮らしに取り入れてみてください。
作品などと大げさでなくていいんです。
花瓶に水を張ってお花をぱらっとシンプルにあしらうだけでもいいのです。

花をアレンジすることの心への効果 

花をアレンジすることの心への効果 

フラワーアレンジメントするという体験を通して、多くの方に、ささやかだけど効果絶大な「心のアレンジ効果」「心のリセット効果」を味わっていただけたら幸いです。

生きていたらほんとにいろいろあります。

自分の心を上手にアレンジしつつ、自身を誰より大切に労わってあげてください。
そして野の花のように、ただひたすら健気にお日様に向かって空を見上げる。
そんな風に、無理せずともどこかたくましさを忘れずに歩いて行けたらいいですね。

長文読んでいただきありがとうございます。
「花でたくさんの方に笑顔を」
おひとりお一人がCHARiS(喜び・輝き・花盛りの女神)となって周囲の方を笑顔にできますように。